メスを使わない機器による美容医療とリスク
現在の美容医療の流行は、切らないで良い、種々の機器による美容医療の発達に依存するところが少なくありません。
まずレーザーですが、照射時間を熱傷が生じないようにコントロールできるQスイッチレーザーの発明から、急速に発展しました。その後種々の波長や出力をもった機器が開発され、シミ取りから始まり、黒ずみ取り、血管腫取り、刺青取り、ニキビ跡やキズアトの瘢痕を平坦にする、脱毛、脂肪を減らす、しわを取る、たるみを取る、 尿失禁を治す、などと対応するレーザー機器が開発されました
また、レーザーの様に一部の波長を切り取ることのない、フラッシュランプ機器(IPLなど)も発展し、美白、シミ・クスミ取り、肌理の改善、小じわ取り、脱毛などに効果を発揮し、さらに、ラジオ波機器(サーマクールTMなど)や超音波機器(HIFETMなど)もたるみ取りに有効とされています。
これら機器による美容医療は、生命予後に影響するほどのリスクはありませんが、出力の過誤による熱傷、誤った診断(肝斑か老人性色素斑かなど)によるしみの増悪、超音波機器による神経障害、などの後遺症が報告されています。
写真:エステサロンにおける、脱毛レーザーによる熱傷。エステサロンで熱傷を生じさせる程、高出力のレーザーを用いる施術は、医師法違反である。
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#美容外科手術 #レーザー #IPL
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