現代美容医療の、コンビニ・回転ずし化を嘆く!文責:日本医科大学名誉教授 百束比古
- HIKO HYAKUSOKU
- 2月20日
- 読了時間: 3分
テレビを見ても、ネットを見ても、美容外科クリニックチェーンと思われる宣伝ばかりです。
なぜ、こんなことになってしまったのか、私なりに分析してみます。
1. 美容医療に対する罪悪感が軽減した。
2. 面接対策からアンチエージングまで。
3. レーザーなどの、多くの美容機器が開発された。
4. 直美医師の増加―最近の若手医師は、修行よりも早く金になる方向に向かう。
5. 適性の優れた女性医師の急増。
6. 医師でない業者が参入可能になった。
7. 広告代理店、弁護士への依存度が上昇した。
8. 美容外科医のタレント化
9. 映像文化の蔓延
10. ITによるシミュレーションの登場
11. 現代美容医療の、コンビニ・回転ずし化の利点と問題点。
5.適性の優れた女性医師の急増
私が、1969年に日本医科大学に入学したころは、約150人の新入学生のうち、女子は10人程でしたが、今は女子の比率は45%にも及ぶと言います。国公立大医学部でも、偏差値中間以下では、50%を超える大学もあると言います。昔は医師と言う仕事は、激務で必ずしも綺麗ごとばかりではなく、女性が関わるにはハードルが高いと見られていたようですが、近年では寧ろ優秀な女子の適性が、医師のある分野にはあるとされ、筆記試験や面接試験における女子の優位性故に、医学部での女性比率の上昇があるようです。
しかし、問題は起きました。外科系、とくに脳神経外科、心血管外科、消化器外科、泌尿器科などを選ぶ女性医師が非常に少なく、女性医師の専門家の偏りが目立ってきたのです。料理人の世界でも、女性の比率な皆無に等しく、やはり刃物での職種が女性に不向きなのでしょうか。また、外科系の仕事は体力勝負で時間に不規則な傾向があり、とくに子育てをする女性にはかなり無理があります。
いつかどこかの医大で、入試の女子の割合を抑える為に、点数の操作をしたと問題になりましたが、事情は分からないでもありません。しかし、男女の不平等は国から補助金をもらっている教育機関では、決して許されるものではないことは当然です。
前置きが長くなりました。女性医師の選択する専門科には、内科、小児科、放射線科などの内科系と並んで、皮膚科、形成外科、整形外科、麻酔科などの左程ハードでない外科系があります。もっとも、これらの科は外科系である限り、かなりハードな専門分野もありますが、そう言う第一線は男性医師にまかせて、ちゃっかりと美味しい所だけを頂く女性医師が多いことも事実です。
そして、形成外科研修後の専門科である「美容外科」、皮膚科研修後の専門科である「美容皮膚科」が大変な人気です。これらの美容医療は対象の多くが女性であるため、女性医師の方が話しやすいようで、美容外科以外は中々男性医師はの出る幕がありません。
以上のように、ますます増加する女性医師の重要な受け皿の一つとして、美容医療が分野を拡大しつつあることも事実です。
相談は:水道橋駅前・スクエアクリニック・デンタル医科部門
までお願いします。
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